ED治療のためにカマグラを飲んでいる方で、カマグラとお酒は一緒に取っても問題ないの? と疑問に思ったことはありませんか。
カマグラの成分のシルデナフィルは食事に影響がされやすいことが特徴としてあるので、極力食べることは控えようと意識している人も多いと思いますが、アルコールも飲んではいけないのでしょうか?
カマグラを服用するときは、基本的に女性との性行為の予定があるときです。
会ってすぐに行為をするということもありますが、ほとんどの場合はデートがあり、一緒に食事をしてムードを作って行為に至るというのがひとつの流れです。
このときに「料理も食べてはいけない、お酒も飲んではいけない」ということだと、なかなか雰囲気を作ることが難しくなるということもあります。
そこで、今回はカマグラを服用するときお酒は飲んでいいのか?注意すべきことはあるのか?についてまとめていきたいと思います。
カマグラを服用するときお酒は飲める?
カマグラを服用するときに、お酒は飲めるか?についてですが、
基本的にはカマグラを服用しているときにお酒を飲んでも問題はありません。
お酒も食事の一環なので、本当に大丈夫なの? と思われている方もその心配はいりません。
なぜなら「食事に影響されやすい特徴」というのは、主に食べ物の吸収とカマグラの吸収の関係性が問題となっているからです。
料理を食べると、食べ物は体内の胃や腸で消化がされます。
カマグラを摂取すると胃や腸などで成分のシルデナフィルを吸収し、効果を得るというものになっています。
食べ物が残っている、または胃や腸に脂が付着しているとカマグラの成分の吸収が阻害されてしまい効果を得ることができないので食事に影響されやすいということがいわれています。
その一方、お酒を摂取しても胃や腸の働きのなかで、カマグラの吸収を阻害するような要素はないため一緒に飲んでも問題がないとされています。
カマグラを服用するときはお酒の量を注意しよう
カマグラとお酒を一緒に飲みたいという場合の服用方法について説明をすると、
カマグラを服用するタイミングは「お酒を飲む予定時間の1時間前」までに飲むようにしましょう。
カマグラを服用して効果が効き始める程度の時間が経てばお酒や食事をいつものように取っても問題ありません。
このようにカマグラとお酒は一緒に飲むことができますが、一緒に取る場合注意が必要になることがあります。それはお酒の飲み過ぎです。
なぜお酒の飲み過ぎに気をつけないといけないかというと酔いが早く回りやすいからということが挙げられます。
お酒に含まれるアルコールには血行を良くする作用があるのですが、
カマグラの成分シルデナフィルには血管を拡張される効果があります。
血管拡張が起こると身体のなかで血行改善の作用を得ることができます。
つまり、「カマグラは食前1時間前に服用する」とお伝えをしましたが、体内ではお酒を飲む以前から既に血行が良くなっている状況になっています。
血行が良くなっている状態でお酒を飲むと、体内でのアルコールの吸収や影響が高まり酔いが早くなってしまう原因となります。
そのため、カマグラとお酒を服用する場合は、アルコールを適切な量だけ摂取するようにしましょう。
身長・体重などの体型によって個人差はありますが、アルコールの適量となる基準は1日あたり20gとされています。
1日20gのアルコール摂取目安は以下の通りです。
ビール | 中瓶1本(アルコール度数5度の場合) | 500ml |
日本酒 | 1合(アルコール度数15度の場合) | 180ml |
ワイン | 1/4本(アルコール度数14度の場合) | 180ml |
焼酎 | 0.6合(アルコール度数25度の場合) | 110ml |
缶チューハイ | 1.5本(アルコール度数5度の場合) | 60ml |
ウイスキー | ダブル1杯(アルコール度数43度の場合) | 60ml |
お酒に弱いという人は、カマグラの服用後、上記の目安に満たなくても酔いが早くみられるということもあります。そのため、お酒は少量ずつ飲むように気をつけましょう。
また、カマグラの服用後お酒を飲んだら酔いが早く回る以外に注意しなければいけないのが、副作用です。もしお酒を飲み過ぎてしまうと重い症状の副作用に悩まされることがあります。
お酒の量が多すぎると副作用が強く出てしまう
先程もお伝えをしたようにカマグラは全身の血管拡張に作用する効果がありますので、それに伴いさまざまな副作用がみられることが頻繁にあります。
主な副作用の症状としては、
・めまい
・顔の火照り
・頭痛
・鼻詰まり
・動悸
・腹痛
・消化不良
・視覚異常
などが挙げられます。
正しく服用をしていればこの副作用は重症化することはなく、時間の経過とともに薄れていきます。
ただ、お酒の飲み過ぎなどがあると、これらの副作用が非常に強く出てしまうことがあります。強い副作用があると、性行為を行えないほど体調が悪くなるといったこともあります。
もし、カマグラなどのED治療薬を服用して副作用が強く出てしまう場合、お酒を飲んでいるということがありましたら、飲む量を見直すなど改善する必要があるでしょう。
カマグラを服用するときは適度なお酒を心掛けよう
今回は「カマグラを服用するときお酒は飲んでいいのか?」についてや「カマグラとお酒を一緒に飲むときに注意したいこと」についてお話をしてきました。
適度なお酒の摂取量であれば、カマグラを服用しても問題はありません。
性行為の予定がある前にお酒を飲む機会がありましたら、正しい量を意識して飲むようにしてください。
また、上記でお話した摂取量や副作用の重さについては個人差があります。
そのため、自分はそのくらいのカマグラの摂取量で、そのくらいお酒を飲んでも影響が出ないかということを事前に確認しておくと良いでしょう。
事前に確認しておくことで、心配や不安なくお酒を飲んでもカマグラの効果をしっかりと実感することができるでしょう。